shin-shin-shin:眞信深/cassie:華思依 2018
北條不可思:浄土真宗本願寺派僧侶・音楽家/シンガー・ソングライター 活動ブログ
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On the white road/いつの日か帰る場所へと続く白き道 |
いつか必ず帰る場所/Copyright (C)Special JION Music
On the white road
いつの日か帰る場所へと続く白き道
人生は旅だという。だが、旅の持つ非日常性を人生に重ねていいものだろうか? とはいうものの、予想外の出来事に不意をつかれるライブ感には、まさに旅だなぁ~と素朴に素直に実感する。
「お寺の夏休み」 /Copyright (C)FUKASHI HOJO
3歳で『お坊さんになる』と決意して、20歳で得度を受けた。13歳の夏にボブ・ディランの『風に吹かれて』や、ジョン・レノンの『アクロス・ザ・ユニバース』にハマって音楽の力に魅せられた。布教から父が帰ると、『ギターが欲しいんじゃ』と懇願した。御法礼は3万円で、ギターは2万5千円。生活に余裕はなく、母の財布には小銭だけ。それでも父は、『ほーかー』と快諾してくれた。貧乏寺のセンチメンタルな出来事だが、生涯忘れ得ぬエポックな出来事だ。
『Song & BowzuMan』の旅は、呉の楽器店から始まったのだ。
「今日の日は永遠の今」Copyright © Special JION Music
妻となる人と出逢ったときには『歌うお坊さん』だった。一人ひとりがオンリー・ワンの自己に目覚め、お互いの尊厳を認めようと伝えたかった。時代の都合で変化する人間の創った価値とは異なる絶対の真実を表現したかった。止まらない気持ちが確かにあった。
1994年10月18日、息子・慈音が生まれ、やがて重度の脳性マヒと判明。変化も成長もない子育ては、新米の親をへこますには十分すぎる。母親として何も出来ない自分を責め続ける妻が、わが子と共に閉ざされた世界に身を沈めた時、歌い続ける気は失せた。『もう歌わない』。後戻りのない一大決心をした。だが妻は言った。『自分のせいで父親が音楽を辞めたと知ったら慈音は傷つく。辞めないで』。
命には限りがある。人のはたらきには限界がある。しかい存在の尊厳は等しく、全ては有り難くして有るのだと知らされた。だからこそ、迷っていることさえ知らない私自身に、弥陀の本願がかけられているを、家族と共に聞かせていただくご縁となった。不可思議なるご縁を眞の絆にしていこう。あるがままを自分らしく歌おう。私のなかで願いがはじけ、『遊牛の詩』 が生まれた。
遊牛の詩/Copyright (C)Special JION Music
善人なおもて往生す ましていわんや悪人はなおさらだ/oh my son このメッセージが聴こえるかい/自由だ平和だ人権だと騒ぐ前に我々は何をしてる/毎日何かの命を喰らって生きてるくせに 人間だけが一番エライと講釈たれる/ネズミに勝利を渡す牛になりたい ネズミに勝利を渡す牛になりたい/悠々と歩む牛になりたい/悠々と歩む牛になりたい/明日ありと思う心の浅はかな愚かな己の精神よ/福祉だ教育だ環境だと騒ぐ前に我々は何をしてる/oh my son このメッセージが聴こえるかい
『遊牛の詩』JION RECORDS 1996 ,inspired "TANNISHO"
Copyright © 1996 Special JION Music
北條不可思・縁絆コンサート ENBAN Concert 2004 NewYork
いま私は、自分自身の表現の場は全てが縁絆コンサート・エンドレスツアーだと思う。茶の間でも、ニューヨークのステージでも話すことは変わらない。伝えたい本質と願いに偽りはない。そんな確かな手応えを慈音との日暮らしは与えてくれる。そして、いつの日か帰る場所へと続く白き道[on the white road]を歩かせていただいている。
『マツリカ』(発行 仏教文化情報センター「コア」)Vol.44
平成13年(2001)7月1日
航海の果てに/Copyright (C)Special JION Music
★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★
NAMO-AMIDABUTSU
有量の諸相ことごとく
光暁かぶらぬものはなし
真実明に帰命せよ
真実
真というはいつわりへつらわぬを真という。
実というは必ずもののみとなるをいうなり。
讃阿弥陀仏偈和讃
<第二首左訓>
親鸞聖人
北條不可思/FUKASHI HOJO:プロフィール/Voir le profil
Sound and poetry ・・・good lucky for The world peace!!!
《namo-amidabutsu》
from Song & BowzuMan;Rev.FUKASHI HOJO
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-180.html
Song & BowzuMan
since 1981
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-240.html
ENBAN&YAHIJIRI
concert endlesstour since 1996
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-193.html
CANO BAND
since 2006
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-221.html
★★★★★
:FUKASHIHOJO SONGS:
遊牛の詩
「北條不可思楽曲作品集」
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-180.html
RECORDING 2008-/レコーディング:作品製作
2008-Documentation:Music&Poetry lyric
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-248.html
Fantasia Records de JION MusicFactory
Photography&TextCopyright © 1981-Special JION Music
Fantasia Records de JION MusicFactory
in association with ENBAN FUKASHI-NO-KAI
OfficeAmitahouse&VOW BREATH PRODUCTIONS
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